実録へんなひと

いろんなのを書きますので腹を括ってください

記録シリーズ「夢無限夜」

Twitterのモーメントを作った。
twitter.com


このモーメントは高校生の頃から記録している夢に関してのツイートをまとめた物だ。
以下はモーメント作成に関してのあることないことを点々と書き綴っていく。

・きっかけはPSソフト「LSD」をプレイし感銘を受けた事がきっかけ……と言いたい所だが、当時の夢ツイートが仲が良かったフォロワーさんに気に入られ会話のタネになったから、と云う若気の至りマックスなソレが由来だったりする。
ああ恥ずかしい。

・モーメント・記事タイトルの元ネタはもちろん夏目漱石先生の『夢十夜』。
該当ツイートの枕詞「こんな夢を見た」も言うまでもなく夢十夜からの引用である。
(あとフォーマットを固めると検索が楽だったりするからね)
夢特有の唐突だったり掴み所の無い出来事や浮遊感のある読み口がとても好き。
また、この小説のスゴい所は「一見見た夢の内容生き写しに思わせるが、実は元ネタアリの創作」と言う点に尽きる。
夢日記を綴る者として、これがどんなにスゴい事かもいつか語りたい。

あ、ちなみにもうひとつのタイトル「記録シリーズ」についてはNUMBER GIRLのからの引用である。
殺!伐!

・反対に許せないのは「お前ホントにその夢見たのかよ?」と疑いたくなるような内容のやつ。
Twitterに生息する「点々とジャンル変えてはちやほやされるのを信条とするイナゴ女子」の得意技だったりする。
大体の見分け方は
・ドハマりしているコンテンツの
・ドハマりしているキャラクターが
・これまた自分の都合のいい解釈で
・バズりを狙った行動をしている
以上の点などが挙げられる。
まあ大体の内容がお粗末だったりしてわかりやすいので、判別の際にはお役立て頂けたら幸いだ。

夢日記とは言ったが、書けない夢も見ているのでそういったのは自然となかったことになっている。
一例を上げると「倫理的に危うい夢」「断片的にしか覚えていない夢」「淫夢」が該当する。
あくまで夢日記ではあるが公開する形を取っている為、闇に葬られる夢もある。ご了承頂きたい。

・それ以外の夢は大体はあけっぴろげに書いている。特に脚色も無い。見て覚えたままを書いている。
ただ「思い出し」「自らの手を加える」のを経由した夢は、自分が見た本当の夢か?と言われると懐疑的に思うことがある。

・また、夢の中でたまに曲が聴こえることがある。
疑問なのだが、それは果たしてオリジナルと言えるのか?脳味噌が今まで見聞きした記憶の断片から組み合わせたのがその曲なのか、実は世に、言うなれば、夜に一つしかないオリジナルの曲なのか……?
残念ながら再現する術が無いので確かめようがない。今の所は。

・夢を高確率で見る時は酒を入れている時が多い。ツマミにチーズを貪っていたりすると、何故か確率はハネ上がる。
自分だけかな?…と思って検索してみたら、意外にも科学的に検証が進んでいるらしい。
「食べると悪夢を見るチーズ」の存在は知っていたが、まさかそんなに因果が深いものだとは思わなかった。
ぜひ今度「悪夢を見るチーズ」を食べて試したい。

・イギリスでは回転寿司のチーズ版「回転チーズ」のお店があって、各々が好きなチーズを好きなだけ食べられるらしい。日本に上陸しないだろうか。原価高過ぎるから無理か。

閑話休題
ここまで夢で好き勝手繰り広げている自分だが、「明晰夢」に関しては全く以て信用していない。
理由は胡散臭過ぎるから。
あとは夢の不可解さ・荒唐無稽さを愛してる身としては、自在に操るだけの明晰夢なんてつまらないからだ。
なので一切信じない。恥を知れ!

……ちょっと興味はあるけど

・夢と言えば忘れられないのが、
「うつし世は夢 夜の夢こそまこと」と答えた
僕の敬愛してやまない江戸川乱歩大先生だ。
ここから仄かに匂う過激さ・厭世気質も氏の作品に遺憾無く発揮されている。
いつ聞いても惚れ惚れする名台詞である。

・他人の語る夢も好きだ。
……上の文言だけだと健常者に思えて笑う。
Twitter上でずっとこんな夢を見たbotと化していたら遂には友人も見た夢を語り出した。

我々人類の勝利だ!


上記の通り当アカウントは、
観測出来る範囲で夢の内容が語られていた場合
即座にキャッチする所存だ。
記事をご覧の諸氏に於いても
夢を見た際はぜひ呟いたり公開したりしてほしい。
何故なら僕は自分の夢もだが、
他人の語る夢も大好きなのだから!

……上の文言だけだと健常者に思えて笑う。


・こんな意味でしか使わないから
本来の意味で「夢」を語る機会は
永遠に失われてしまった。



趣味で夢日記をつけている者の独白としては
取り敢えずこんな所だろうか。
先にも述べたが、何か変な夢見た……となったら
ぜひ軽率に垂れ流して頂きたい。
それではおやすみなさい。