雑日記~いいからダンケルクを観てくれと云うお話~
いいからダンケルクを観てくれ。
ダンケルク プレミアム・エディション ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/3枚組/ブックレット付) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2017/12/20
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もうホントにこれしか言う事が無い。ダンケルクを観てくれ。
オススメは映画館での視聴。これに尽きる。(再上映するってよ)
もしくは地下室にシアター作って密閉された暗い空間で観てくれ。
なんでそんな事言うのか?観れば分かる。
もっとオススメなのはミリオタが近くに居る環境での視聴。
年季が入った人間だと尚良し。
そこまで言う僕と一緒に観たのは父。
父は御年55になるにもかかわらず艦これにドップリな艦隊大好きミリオタおじさん。
そんな人間が傍らに居るとあらふしぎ、リアルタイムで解説が入る。
美術館とか歌舞伎である音声案内位には便利だから使おう。人脈フル活用だ。
でもこの日記じゃストーリーについては一切話さないよ。
だって説明めんどくさい 初見の驚きをぜひ大事にしてほしいですからね。
というのもこの映画、単にストーリーを読み解く「読解力」の他に
どーにも「没入感」「感情移入力」なのも求められているので、
映画から求められるままに、自らのバーチャルリアリティー力を発揮してください。
陸海空という作中三場面がハイスピードで切り替わり、
襲い掛かるいくつもの困難を経て、
最後の最後に全てが綺麗に収束していく様はもう涙抜きには語れません。
もうほんとにびっくりした。
中盤辺りから「やめて…つらい…もぅマヂ無理…」といったあまりの凄惨さに涙を流し、終盤で一気に「ハァッ…エォッ、グヒィ…ウッ、ゥグッ…オオオオオオオ……(感涙)」といった嗚咽が噛んだタオルハンカチのスキマから漏れる位にしか泣いてませんが。
(映画は静かに観ましょうね)
(そのあとパンフレット買いに行ったら売店のおねーさんがドン引きしてた)
(そのあとハンカチなくしかけた)
【ここでいきなりプチ解説】
作中で出て来た英国側の三機の戦闘機「スピットファイア」、
この虎の子の最新型戦闘機で英国空軍はダンケルクの危機を救う作戦に出る。
「三機」「最新型」という「(仲間にとっても敵にとっても)価値ある機体」である事に気付いてあのシーンを観ると……
もう涙抜きには語れません。(二回目)
僕としてはもう満点どころの騒ぎじゃない出来なんですが、
唯一好みが分かれるかな……?風のキャラも居て、
そこは各人でどうにか飲み込んでくださいと言った感じ。海サイドの登場人物です。
戦争だからしょうがないよね……わかってやってくれよ…
とにかくダンケルクを観てくれ。観ろ。
一人で観ろ。クリスマス前に一人で毛布にくるまって観ろ。生きろ。
二人で観ろ。クリスマスイブにカップルで観ろ。
「話わかんなかった」とか彼女がほざいたら耳元で囁いてわかるまで観ろ。
そのあと二人でベッドに入れ。そしたらヤれ。
男同士で観ろ。熱く語れ。女同士で観ろ。ジジイに萌えろ。
邦画ラブコメ厨も観ろ。洋画厨はヨダレ垂らして観ろ。けんかするな。
子供も観ろ。大人も観ろ。犬猫ハクビシンウサギデクーにハダカデバネズミも観ろ。
ミミズとオケラとアメンボと一緒に観ろ。そして生きろ。
いいからダンケルクを観てくれ。
……で、結局こんな内容の薄い押し付けをひたすらするために
この日記は書かれたのですか?と問われると「ハイ半分はそうです」としか言えない。
じゃあ残りの半分は?と問われたら……
やったぜ。 pic.twitter.com/YMav9YOfh7
— おにく (@onikmen) 2017年12月19日
フラゲした自慢です。(おしまい)